エッセイ投稿
某有名企業主催のエッセイ応募企画に投稿した。
毎年「送ってみよう」とは思ってはいたが、なかなか実行に移すことができずにいた。
実は同じ系列会社のエッセイ募集に、今からちょうど10年前に投稿したことがある。
日常で経験したことをつらつらと書いた原稿を送ったところ
なんと佳作に入賞、盾と賞状、そして賞金5万円をいただいた。
名古屋での表彰式、その後の立食パーティーと、とても貴重な経験をした。
昨年末にエッセイ募集のCMをたまたま見かけた。
「今年も募集しているんだ。もう、6回目かぁ」
人には『考えているだけでなく実行に移そう』なんて偉そうに言っているのに
自分はどうだろう。
「今年は絶対に送る」と心に決めた。
さっそく募集要項を調べたところ、現在は手書き原稿は受け付けておらず
インターネットからのみの受付と記されていた。
それに締め切りまで、あとわずか。
これはまずい。それでも決めたことはやり遂げなければ。
そしてなんとか、原稿締め切りぎりぎりに投稿することができた。
1歩前進できてうれしかった。
そして3月中旬、母から仕事中に連絡が入った。
仕事中に連絡をしてくるなんて、緊急のことだろう。
「なにかあったの?」
「あんた、どこかに原稿を出さなかった?」
原稿?数か月経っていたので、投稿したことをすっかり忘れていた。
「何、わからない」
「○○の事務局の方から連絡があって、あんたの原稿が最終選考に残っているって。
もし賞に確定したらインターネットにも載せるので、承諾書をほしいんだって。
書類を送ったから、返送してほしいという内容だったんだけど」
あ~、思い出した。あれ、あれか。えっ、最終選考。やった!
まだ賞にも確定していないのに、夢は更に広がる。
グランプリをとってしまったらどうしよう。(まだ、決まっていないってば)
賞金は50万円だし、何に使おう。(だから、考えるのは早いって)
それにしても、いや~困っちゃったな。(何も困っていないくせに)
考えながら、思わずニンマリ。顔がにやけてくるのを止めることができない。
そんな妄想が続いて約2週間後、いよいよ発表の日がやってきた。
結果は、またまた『佳作』だった。
そして、賞状と商品券5万円分をいただいた。
十分名誉なことでうれしいことなのに、
心の中で「チッ」っと舌打ちをした罰あたりな私。
だって、
50万円もらったときの妄想が大きすぎたんだもの。
それから比べたら少なかったんだもの。
あれも買おうと思ったのに。
みんなを食事に招待しようとも考えていたんだから。
あ~あ、ふう。
勝手な言い訳はつきない。
ホントに罰あたりでごめんなさい。
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