『20世紀少年』コミック全巻 大人買い
念願の『20世紀少年』コミック全巻が手に入った。
正確に言うと「『20世紀少年』コミック全巻を息子が大人買いしてきた」だ。
「読みたい」という気持ちを自重していた。
もし購入するとしたら、おそらく始めは謙虚に5巻くらいに止めるだろう。
しかし私の性格からすると必ず、次を読みたい気持ちに歯止めがかからなくなり
何度も本屋を往復した挙句、全巻を手に入れるのは時間の問題だ。
更に、もし売り切れで”ない巻”があったら大変なことになる。
思いつく限りの本屋を周り、手に入れるまで努力を惜しまない。
そして、読み始めたらとまらない。
一気に全巻を読みつくし、他のことは一切目に入らない。
朝までかかっても読み続ける自信がある。
以上の予想と、これまでの豊富な実体験を踏まえ
プラス現在の生活・仕事状況を考慮し、手に入れることを泣く泣く我慢していた。
そんな私のいたいけ(?)な気持ちを知ってか知らずか
よりにもよって息子が全巻を大人買いしてきてしまったのだ。
やった!
素直な気持ちは隠せない。
「うわ~すごい。やったじゃん。嬉しい。でかした」
満面の笑みで、これでもかと息子を褒めちぎる、なんてげんきんなの。
実は息子も以前から是非読みたいと思っていたとか。
購入しようと探したものの、最近、映画化で注目度も更にアップされていたため
全巻が揃っている店は見当たらなかったそうだ。
しつこくて、こだわる性格が私の遺伝をもろに受けている息子は
1巻でもぬけていると、購入することに二の足を踏んでいたようだ。
ネットオークションでも、新刊で購入するのと殆ど変わらない高値がついている。
これだったら新刊を予約したほうがいいなと考えていた矢先、運命の出会いが。
良く行く古本屋の高い棚の上を見上げると
そこにビニールで包まれた『20世紀少年全巻』があったそうだ。
長身の彼が思わず手を伸ばしても届かなかった高さに置いてあってので
気がつかなかった人が多かったことも幸いした。
店の人に「必ず買います」と手を売ってから購入するお金を下ろしにいったという。
よしよし、よくやった。
まずは購入者の息子をたてて、彼が読み終わるまでは待つ。
さすがの私も先に読むのは気が引ける。
終わった巻をすかさず、読み始める。
うわ~おもしろい。
ワクワクドキドキしながら、時間も忘れて全巻を読み切った。
大満足。
映画は観ていない。
しかし当分、観ないでおこうと思う。
今はコミックから伝わってきたイメージを頭の中でグルグルさせているだけで
随分楽しめそうだから。
実は他にも大人買いしたいコミックがある。
どうしてもほしい。
でも、今は我慢だ。
「また、息子が買って帰ってきたりして・・・」
と、ムシがいいことばかり考えている私だった。
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